Concerns 疾患とお悩み 毛髪再生

再生医療による毛髪再生治療

幹細胞の発毛への効果について

髪の毛が生えてこない原因として、毛髪のもとになる毛包幹細胞が休眠状態に陥っていることが考えられます。毛包幹細胞は毛包の根元にある、「バルジ領域」という部分に存在しており、本来であれば細胞分裂することで髪の毛が生えてきます。脂肪由来の幹細胞は、この毛包幹細胞を活性化させる役割があり、休眠状態からヘアサイクルの成長期へと促します。

ヘアサイクルとは成長期・退行期・休止期から成り立ち、サイクルが乱れると抜け毛や薄毛の原因となります。 通常時は以下のような流れでヘアサイクルが行われています。
成長期…古い毛髪の下で新しい毛髪の成長が始まります。古い毛髪を押し出す形で生え、2~6年かけて成長します。全体の90%が成長期だといわれています。
退行期…髪の成長が止まり、休止期に移行する準備期間です。
休止期…完全に髪の成長が止まり、新しい毛髪の成長準備期間です。新しい毛髪の成長とともに抜け落ちると役目を終え、次の成長期が始まります。
幹細胞を注入することで休眠状態だった毛包幹細胞を活性化し、通常のヘアサイクルに導くのが幹細胞再生治療の目的です。

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